あの日、私がみた夢

大人になったら、なんかもう

身体ボロボロの人たち〜❗❗❗❗❗❗❗❗

 

体力の無さが死に直結すること、

実感してますか~❗❗❗

 

 

私は25歳なので、「大人」ってやつの中じゃ新人のはずなのに本当に体力がなく、日々を過ごすだけでヘトヘトになっています。

身体が資本って、本当だったんですね。

 

せっかく休みの日が来ても、多くを体力回復のための睡眠に割いてしまっている現状。少しでも運動を始めようと筋トレ動画をマネしてみても、いたずらにヨガマットを擦り減らすだけでなかなか効果はでません。ついこの間も何もない道で転び、25歳なのに両膝小僧が血だらけになってしまいました。

 

はぁ......そりゃ昔からまじで運動嫌いだし.....ずっとゴロゴロして散歩もしないし....

家の真横の公園だって、ガストへのショートカットの横切り以外に....使ってないけどさ......

 

だからって今から1から身体作りとかさ......そもそも身体作りをするための身体が作れてないしさ......身体作りは積み重ねとかさ.....そんなんウチが1番わかってるし.....既に中学の時から駅伝はずっと最下位だし....

 

まぁ、元気だったのって小学生の時くらいか....?

 

小学生の時ってなんであんな体力あったんだろ...スーパーで妙にずっと走り回りたかったし、10分の休憩でドッジボールしたり、1日中遊んで休みの日にさらに遊んで.....

 

いやいや....そんなことどうでもいい....

もういいや、化粧落とす体力ない。疲れた..........

おや.........すみ........................

 

 



「みんなおはよーーーー❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗

「アヤカ、今日もいっぱいあそぶぞ❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗」

 

体力が無さすぎて困り果てていましたが、起きたら元気な小学生の女の子、アヤカちゃんになっていたので本当に助かりました。まじで良かった〜。助かった~。

 

小学生なので公園に行きたくてたまらなくなり、道中すれ違い通信もできるように

DSとニンテンドッグスもランドセルに入れて持ってきました。

 

「公園さいこーーーー❗❗❗❗❗❗❗」

 

 

「あっ、めっちゃ大きな滑り台があるやったーーーー❗❗フゥ〜❗❗❗❗❗❗❗」

 

「フォ―――――😍😍😍😍」

「めちゃくちゃ.....................」

「楽しい❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗」

「わっしょーーーーーーーい❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗」

本当に公園ってヤツは最高です。アヤカちゃんになれたことにより、完全に小学生の体力を手に入れたことを実感しています。

 

でももう5時だから、そろそろ帰らなくちゃね!さすがに疲れたな~!

 

 

「うわ、いたっ😖💦❗」

 

 

『すみませ.....ってアヤカかよ❗』

「ユ、ユウタ❗❓」

 

 

彼は幼馴染のユウタぶっきらぼうだけど優しくて.....そして....私の好きな人

 

「もうびっくりした〜こんなところで何してんの」

 

『アヤカこそ。俺はもう家帰るとこだけど、一緒に帰るか?もうおせーし』

 

「べ、別にいい。うちら、来年から中学生なんだよ。

そんないつまでも幼馴染だからって....」

 


『あっそ。ほんっとかわいげねぇな〜まぁいいや、気をつけて帰れよ』

 

「え、う、うん...バイバイ........」

 

 

「............またやっちゃった〜❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗」

 

私、なんでいつもユウタにあんな態度とっちゃうんだろう....

こんな自分かわいくないって分かってるのに.....

 

中学生になったらきっともっともっと裕太....モテるだろうな......

 

[ふふ、バカな女ね]

「❗❓」

[アタシが見えない?あんたの足元よ]

 

 

「ギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗

インコが喋った❗❓❗❓❗❓❗❓❗❓❗❓」

 

 

[いちいちうるさいわね....インコじゃないわ。アタシはロゼ

恋の妖精...とでも言っておこうかしら]

 

「そんなこといきなり言われても訳わかんないよ❗❗❗」

 

[あら❓素直な気持ちが足りないせいで、

恋のトキメキを逃してる女の子がいるって聞いて魔法界からはるばるやってきたのに...

無駄足だったかしら]

 

「うっ....それは...」

 

 

[アンタの恋.....アタシが手伝ってあげてもいいわよ]

 

「えっ❗❓い、いいの❗❓」

 

[この話、アタシにとっても悪い話じゃないの]

 

「どういうこと❓」

 

 

[実はアタシ、妖精としての力が弱まっている状態なの。

だからあまりうまく飛べないし、魔力も弱いわ]

 

「そんな...なんでなの❓」

 

[みんなが素直に恋する気持ちが、減っているからよ]

 

「素直に恋する気持ち........」

 

[恋の力はアタシのパワーの源よ。]

 

 

[これはアタシの生命の結晶、バードジュエル

今は色を失っているけど、アンタが素直に恋ができれば、きっと元に戻るはず。

アタシも、力を取り戻せるわ]

 

一体なにが起きてるのか全然わかんなかったけど....

それでも....私の心には熱い気持ちが湧いてきたの.....

 

「私、ロゼを助けたいよ❗❗素直になって、たくさんときめいて、

ロゼもバードジュエルも元通りにしてみせる❗❗」

 

[そうと決まれば、恋のときめき作戦開始よ💖]

 


 

そこからというもの、ユウタと距離を縮めるために色々やったんだけど....

「一緒に帰ろ」が言えなくてずっと追いかけた結果ユウタを木の上に追いつめたり

 

DSのマリオカートの通信で遊んだとき、

こっちはヘイポーしか選べないのにユウタがドンキーに乗ってレインボーロードしか選ばないから大喧嘩したりして、

全然うまくいかなかったの.......

 

 

[どんだけ素直になれないのよ❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗]

 

 

「うぅ...ごめんなさい....

でもレインボーロードはありえないっていうか...

 

[そんなことどうだっていいのよ❗

アンタ、このままじゃ林間学校の班同じになろうなんて絶対誘えないわね]

 

「どうしよう~💦💦💦」

 

[仕方ない、最後の手段ね。

 素直になれる魔法、ラブミュージックジェラートラクをやるしかなさそうだわ]

 

 

「そんなことできるの❗❓」

 

[弱体化した今のアタシじゃ、一回しかできないけどね....

やるわよ❓いいわね❓]

 

「う、うん❗」

 

[ラブミュージックジェラートラクル💖💖💖💖💖]

 

「うわ~~~~~~~~~~~~~~~💖💖💖💖💖」

 

[......ふぅ、うまくいったわ]

「すごいよロゼ...私今なら素直になれる気がするよ❗

今からユウタの家行って、林間学校の班のこと話してくる❗」

 

[今のアンタならやれるわ❗❗」

 

 

 

『いきなりウチ来てどうしたんだ❓またDSやるか❓

次はアヤカが好きなとんがりボウシと魔法の365日でも....』

 

「今日来たのはそんな話じゃないんだ。

えーっとね.....」

 

ロゼの魔法もあるんだし絶対大丈夫...勇気を出さなきゃ...❗

 

「来月の林間学校の班、一緒にならない❗❓」

 

うわぁ言っちゃった、お願い断らないで断らないで...❗

 

『.......ごめん。アヤカと一緒の班にはなれない。』

 

「えっ...........」

 

『俺.......もうすぐ引っ越すんだ』

「うそ.......そんなの........」

 

『うそじゃないよ』

 

「そんなのうそだよ❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗」

うそだうそだ

ずっと一緒だったユウタがいなくなるなんて....

 

どうすればいいかわかんないよ...

涙が止まらないよ....優しくてかっこよくて不器用なユウタと、

大好きなユウタと、離れるなんて...

 

[アヤカ......]

 

「......................」

 

[......今こそ伝えるべきことがあるんじゃないの❓]

 

「でももう、ロゼの魔法は使えないしっ」

 

[このままユウタと離れ離れになってもいいの❗❓]

 

....そうだよね、このまま泣いてたってユウタが引っ越しちゃうのは変わんない。

ユウタとあんな形でお別れなんて絶対いや...❗

 

ユウタのことを考えると、不思議と勇気が湧いてくる.........

 

「....ロゼ、ありがとね。私、決めたよ❗❗

ユウタが引っ越しちゃう日に、ちゃんと自分の口から想いを伝える❗❗

好きだって伝えるよ❗❗」

 

[アヤカ、強くなったわね。素直な気持ちは、きっと届くはずよ」

 

 

 

『....ウス』

 

「呼び出しちゃってごめんね。」

 

『全然大丈夫。あの時....以来か。』

 

「うん....」

 

「あのね、あれからよく考えたんだけど、

さいころからユウタってちょっとイジワルだけど優しくて、

困った時には助けてくれて、頼りになって....

気付いたら私、ユウタのことばっかり考えちゃってて」

 

 

「私、ユウタのことが

ずっと前から好きなの❗❗❗❗」

 

「もう引っ越しちゃうから、こんなこと言われても困るかもしれないけど、

でも......」

 

『困らないよ』

 

「え.......❓」

 

『俺もアヤカのことが好きだから。』

 

「うそ.......❗❓」

 

『うそじゃないよ。俺も小さいころからずっと好きだった。

今回引っ越すことになっちゃったけど、アヤカの気持ち知れたからよかった』

 

「うれしすぎてドキドキが止まんないよ💦💦💦」

 

 

『俺たち.......離れちゃうけど、絶対心は離れないって信じてる。

やっと気持ちが通じ合ったんだからな』

 

「うん.......❗❗❗私も信じてるよ。絶対離れないよね」

 

『これ、引っ越しの日にアヤカに渡そうと思って家庭科の時に作ったんだ。

受け取ってほしい』

 

「うれしい...しずくちゃんだ❗」

 

 

「実は私も、ユウタに渡したくてフェルトで作ったの」

 

『これ、ペンギンの問題ベッカムじゃん❗❗❗❗❗❗❗❗

めちゃくちゃうれしい、ありがとう❗』

 

 

「こちらこそだよ❗まさか二人ともプレゼント用意してたなんてびっくりだね」

 

『このベッカム、アヤカだと思って大事にするから。

また絶対会いに来るから、俺のこと忘れるなよ」

 

「忘れるわけないよ❗

しずくちゃんも大切にするし、私だって会いに行くからね。絶対約束だよ」

 

『アヤカ、好きだ』

 

「私も大好きだよ🧡🧡」

 

 

[ふふ、アヤカったら、アタシの魔法なんかなくても

すっごく素直じゃない]

 

 

[二人の気持ちが通じ合ったから、恋の力があふれてバードジュエル

輝きを取り戻したわね]

 

[アタシの力も戻ったわ....

もう、お別れの時間ね、アヤカ]

 

 

[さよならは言わないわよ.....このジュエルはおいていくからきっとまた会えるわ。

またね、アヤカ。

いいえ、恋の戦士たちよ........]

 

 

 

んん........

ものすごく変な夢を見ていたような...............

 

 

....てか今何時❗❓

 

 

 

やばいやばい❗❗❗遅刻決定だ、どうしよう、

とりあえず走ります❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗

 

あわただしい中のご挨拶になりますがお読みいただきありがとうございました❗❗

うわ~急げ~❗❗❗❗❗❗